思い立ったら吉日、という言葉がありますよね。物事を始めようと思ったらすぐに行動した方がうまくいく、という意味ですよね。移住もまさにその通りだと思います。
しかし、少しだけ注意が必要です。すぐ行動したいが出来ないのも移住です。じゃあいつ行動する?移住する?という事になります。ベストな時期を模索してみましょう。ポイントがいくつかあります。

①現状の住居新居はどうするか
今住んでいるのは賃貸ですか?それとも持ち家ですか?賃貸の場合は簡単ですよね。移住先で住居を確保したら、後は今住んでいる家を解約して引っ越せば完了です。移住先での入居日を確認して、それ以降であればいつでもOKです。
しかし、持ち家の場合はそうはいきません。
家を売るのか貸すのか、空き家にしてたまに帰ってきた時の拠点とするのか、資産として持ち続けるのか・・・。これを決めておかないと時期がいつまでも決まりませんね。
売るなら不動産屋と契約し、売却手続きが発生します。もちろん業者の買取での売却でよければ時期はこちらで自由に決められますが、仲介での売却の場合は、買ってくれる人が出てこなければ売却できません。時期が読めないのです。いつ現れるかわかりませんから。
持ち続ける場合や貸す場合はある程度スケジュールがコントロールできるので、時期が決まらない!という事にはならないかなと思います。
詳しくは「決めなければならない事 ④今住んでいる家をどうするのか」で実体験を含めてお話ししますね。
②仕事は?いつ辞やめる?それとも移動?リモート?
これも悩ましいけど決めなければなりません。
今現在、普通に会社勤めをしているのであれば、おそらく会社を辞めるのに常識的に考えて1か月はかかりますよね。辞めてすぐ移住するなら、辞めるまでの間に色々な事を超特急で決めなければなりません。かなり無理があるやり方ですよね。
現在勤めている会社に移住先に拠点があり、転勤可能なら問題ありません。移住先で自分で仕事を始める、起業する場合も自分でコントロールできます。リモートも同じです。また、リタイヤしてのんびりする方(羨ましい!!!)も時期は自分で決められます。
現在のご自身の状況によって対応していく事になりますが、住居と並んで大事なポイントになります。
③家族は大丈夫ですか?
一緒に移住するご家族の状況も大事なポイントです。今は夫婦共働きは当たり前ですから、パートナーの仕事をどうするのか、お子様の学校など配慮すべきポイントは多岐にわたります。一つづつ調整しながら移住時期を決めていきましょう。
④移住先の季節的な要因は?
これも実は大事なポイントになり得ます。
春夏秋冬いつがいいのか。雪国ならば冬は避けるべきかなど意識しておいた方がいいポイントです。
⑤引っ越しはいつがベスト?
上記の諸々な状況を踏まえて移住時期を決めていく事になると思いますが、引っ越しの費用も意識せざる負えません。時期によって費用が大きく変わる場合があるからです。
特に2月後半~4月前半くらいまでは、世の中新生活を始める時期であり、引っ越し需要が急増する為、費用が爆上がりします。どうしてもその時期でないとならない場合以外は避けた方がよさそうです。
まとめると・・・
①家をどうするか(売る場合は契約方法も決めなければなりません)
②仕事はどうする?やめるならいつがベスト?
③家族の状況を確認しましょう
④移住先のタイミンがいつがベスト?(季節など)
⑤実際に引っ越すのはいつがいい?
大きく分けてこんな感じです。
「思い立ったら吉日」とはいかないのがわかって頂けたと思います。キチンとスケジュール表を作って、家族で検討しながら決めていかないとぐちゃぐちゃになります(笑)
でも、移住時期が決まっていくと、移住するんだ・・・、と実感がわいてきてワクワクしてきますよ!ぜひ前向きに取り組んでみてください!

ところで私達夫婦は移住時期をいつにしたかというと・・・ズバリ、「家が売れたら」としました。
正直、このやり方はあまりよくありませんでした。時期が遅れたのと、引っ越し時期、仕事との兼ね合いなど上手くいったかと言われると上手くいかなかったですね(笑)
何が上手くいかなかっていうと全くもって時期が読めないので、家が売れるまで何もできなかったのです。
新しい家も決められず、当然、新しい仕事も決められない。家が決められないから家具や引っ越す段取りも決められない。何もかも決められずでした。
ウチの場合、家の売却方法は「仲介」でした。少しでも高く売却して、移住にかかる費用一式(引っ越しや新居の初期費用、家具など)をそこからすべて捻出する予定でした。
先にも書きましたが、「仲介」での販売は全くもって時期が読めません。ウチも当初は不動産屋と話し合い、大体半年くらいで売れるイメージで値付けをしました。あ、あと余談ですが、不動産屋と売買契約する場合は大きく分けて2種類あるんです。
①専属媒介契約(一社だけ契約してそこに売却してもらう。定期的に報告がきちんとあります)
②一般媒介契約(一社だけでなく複数社と契約して複数社に販売してもらう契約。状況報告義務はなし)
これは私の経験から言うと、絶対的に①の契約がいいです!もちろん②でもいいですが、不動産屋のやる気が全く変わってきます。②だとたくさんの不動産屋に声をかける訳ですが、あまり本気で販売してくれません。というよりほぼ放置です。売りたいなら別にいいですよ、という感じで、積極的に売却はしない感じでした。
①の契約だと対応のレスポンスが良くて、状況報告もかなりしっかりしてもらえました。毎月必ず資料を持ってきて市況やら価格やらを詳しく説明してもらいました。もし売却をご検討でしたら一度不動産屋に相談した方がいいと思います。

話を戻しますが、ウチも場所や諸々の事情から設定した販売価格などの影響により、当初半年を目標としていた売却時期は、結局1年半かかりました。ちなみに、買って頂いた方との売買契約上の通例として、契約締結時に手付をもらい、3か月で引き渡し、引き渡し日に代金決済、という事でした。
なので、売れてから3か月で移住先住居の決定(具体的な場所や物件内覧、入居審査の申し込みや結果の可否待ち)、引っ越し準備と業者の選定(見積の依頼と段取りの相談)、移動手段の手配(飛行機とかの予約)引っ越しの際の残置物の処分方法と見積、新しく買う家具等の手配、電気、ガス、水道の手続き、行政の手続きなどなど、まだまだ細かく上げるとキリがないのですが、これらの事が一気に押し寄せます。賃貸の不動産屋なんかは、あまりに先の移住だと物件をまとに探してくれませんでしたね。すぐ入居してくれる人を優先してるようですし、先に契約すると余計な家賃がかかりますし。結局、家を決めるのが一番時間かかりました。
なので、家が売れてから3か月もあるから大丈夫!とのんびりしていられないのです。
ウチのように「家が売れてから退去までの間に移住」はやめた方がいいと思います。(笑)

